KASHIWAGI WOMEN'S HOSPITAL
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医療法人 柏木産婦人科は昭和34年(1959年)に設立し、平成9年5月1日に現在地にオープンしました。開院するにあたって、まず考えたのは「病院らしくない病院を創ろう」ということを念頭に置き、そのためには「誰もが気軽に入れる」ことをモットーとしました。
産婦人科のイメージは昔からちょっと暗い感じで
特にご年配の方は非常にはずかしさもお持ちのようです。
「妊娠、出産が終わればもう用はないと思っていました」と言われることがあります。
そういうカラーを排除し、すべての女性、男性までもが気軽に来院できることを心願っております。
医療で一番大切なことは何よりも信頼です。
一人一人の患者さんに納得してもらう。
それには時間もかけて親身になって話し合う。そんな関係が築きあげればと思います。
医院建築について(第一章)
 

タイトル名がちょっとおこがましいのですが、私的に建築に興味があるのでちょっと述べさして頂きます。
まず外観ですが、産婦人科という特殊性から女性を常に中心に考えねばなりません。なるべくアール面を取りたかったのですが、建築基準法や限られた土地内ではなかなか難しい問題でした。外壁をタイル張りにするか吹き付け塗装にするかは文句なしにタイルを選びました。
タイルが本来持つテクスチャーや量感は塗装の比ではない。一枚一枚がハンドメイドで釜戸で焼いたものであり、お焦げもつく。この表情豊かな焼き物の持っているあたたかさ、焼き物だから土の味がある、焼き物だから柔らかく語りかけてくれる。強い日差し、雨に打たれ限りなく変容していく。そんな素材がたまらなく私は好きです。タイルとタイルの間の目地の色は白で厚塗りでこだわっています。


次に正面玄関を入って、従来の病院のように土足にするか上履きにするかどうかは最後まで迷いました。土足にした場合、やはりどうしても汚くなってしまう。子供がおうちと同じように裸足で駆けずり回ることができるにはやはりカーペットがいいと判断しました。今ではこれで良かったと思っています。1階待合室から、らせん階段で2階へ続く吹き抜けの空間はカーペットの延長で子供たちに喜んでもらっています。


らせん階段・・・これも建築する際に重要項目でした。完成したときは玉姫殿みたい!と
思いもありましたが、今は退院時の記念撮影スポットとなっています。

 

院長 柏木 智博
らせん階段の天井画&作成風景
マーク・エステル氏  
新生児室の壁画&作成風景
 
過去のコラム

・医院建築について(第一章)

 

・ホームページのリニューアル(第二章)

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京都市右京区 医療法人柏木産婦人科

 

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